株式・金融の「ことば」と「読み方」を体系化する
定義・前提・時点を明確にし、一次情報から理解を積み上げます。特定銘柄の推奨や投資勧誘は行いません。
概要
本サイトは、株式・金融の基礎を中立的に学ぶための教育コンテンツです。市場の仕組み、指標の意味、情報の読み方、リスクへの向き合い方を整理します。
教育目的であり、投資助言や成果保証は行いません。判断は自己責任でお願いします。
基本理念
- 一次情報(開示・統計)を起点に学ぶ。
- 事実と意見を分離し、出典・時点・前提を明示する。
- 短期ノイズに過度反応せず、長期視点を持つ。
モジュール一覧
株式の基礎
株式の定義、株主の権利、市場の役割。
価格と指標
PER・PBR・ROE・配当・出来高の意味と限界。
情報の読み方
決算書・開示資料・ニュースの一次確認。
リスク管理
市場・個別・為替・金利・規制・流動性。
ルール設計
行動ルール、記録、振り返りの型づくり。
実践ガイド
- 見出しに飛びつかず、一次情報で内容と時点を確認。
- 単発ではなく系列(推移)で評価する。
- 「わからない」を記録し、後日再検証する。
指標ハンドブック(早見)
指標 | 概要 | 見る視点(例) |
---|---|---|
PER | 株価収益率。株価が利益の何倍か。 | 業種平均比較/一過性要因の確認 |
PBR | 株価純資産倍率。 | 資産の質/自己資本と資本政策 |
ROE | 自己資本利益率。 | 持続性・改善トレンド/レバレッジ影響 |
配当利回り | 年間配当÷株価。 | 配当方針・原資・配当性向 |
出来高 | 売買数量。 | 需給イベント/継続性の有無 |
セクター入門(例)
景気敏感
自動車・機械。金利・為替・外需に敏感。
ディフェンシブ
食品・医薬・公益。景気影響が比較的緩やか。
グロース
IT・新産業。金利動向とボラティリティに注意。
事例ノート(学習用の例)
- 決算短信で売上・利益・セグメントの要点をメモ。
- ニュースの一次情報(開示)と照合して整合を確認。
- 指標の推移を四半期・年度で並べて把握。
よくある誤解
- 過去の成績=将来の結果:保証しません。
- 単一の指標で十分:複数の視点で検討する。
- 噂や二次情報で判断:出典と一次情報を確認。
学習チェック
- 株式の定義と市場の役割を説明できる。
- PER・PBR・ROE・配当・出来高を説明できる。
- 開示資料の基本構成と要点を挙げられる。
- 主要なリスクの種類と対応を述べられる。
- 自分の行動ルールと記録の型を持っている。